ブックタイトルSMTベアリングカタログ

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概要

SMTベアリングカタログ

歯車伝達の場合の荷重 歯車伝達の場合、歯車にかかる荷重は、歯車の種類によって計算方法が異なる。最も簡単な平歯車の場合を次式(4-10,4-11,4-12)に示す。しかし、実際は理論上の荷重に、機械の運転条件による振動や衝撃を考慮した荷重係数 fw(表4-3)、及び歯車の精度による歯車係数fg(表4-5)を乗じて求められる。Kt= 19.1×106 WDp・nKr=√Kt2+KS2Ks=Kt・tanα(4-10)(4-11)(4-12)Kt : 歯車の接線方向荷重 NKs : 歯車のラジアル方向荷重 NKr : 歯車に作用する合成力 NDp : 歯車のピッチ円直径 mmW : 伝動動力 kWn : 回転速度 min-1α : 歯車の圧力角 °4-5. 動等価荷重 軸受はラジアル荷重とアキシアル荷重との合成荷重を受けることが多く、その大きさや方向が変動することもある。このような場合、実際の寿命と同じとなるような大きさや方向が一定の軸受中心を通る仮想荷重を考える。この仮想荷重を動等価荷重という。 ラジアル軸受の動等価ラジアル荷重Prを式(4-13)に示す。Pr=XFr + YFa    (4-13)Pr : 動等価ラジアル荷重 NFr : ラジアル荷重 NFa : アキシアル荷重 NX : ラジアル荷重係数Y : アキシアル荷重係数表4-6 ラジアル軸受の係数f0 FaC0reFaFr<= e FaFr>eX Y X Y0.1720.3450.6891.031.382.073.455.176.890.190.220.260.280.300.340.380.420.441 0 0.562.301.991.711.551.451.311.151.041.00表4-5 歯車係数 fg歯車の種類fg精密研削歯車1.0~1.1普通切削歯車1.1~1.3軸受選定製品シリーズSUS440CSUS304SUS630純チタンセラミック耐熱グリースレス止めねじ調心フランジユニットガイドホイール68006900SS520052005800カスタマイズ対応使用事例改善事例損傷と対策技術解説付表新規選定調査依頼シート技術解説SMTベアリングカタログ 95