ブックタイトルSMTベアリングカタログ
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SMTベアリングカタログ
転走痕状態説明(9)〈運転条件〉内輪回転、外輪静止〈荷重条件〉純ラジアル荷重及び内輪の角ぶれ(軸のたわみやカップリングなどによるモミスリ運動)〈転走痕の様相〉内輪 : 転走面の摩耗痕は、転走面の円周方向位置における接触角(ふれ角)の大きさによって決まる。また接触角最大の位置(転走痕幅の縁)が最も強く摩耗痕が発生する。外輪 : 内輪の接触角の大きさによって、摩耗幅、強さが決まる。転走面の180°対角上にも弱い摩耗痕が生じる。(10)〈運転条件〉内輪静止、外輪回転〈荷重条件〉純ラジアル荷重及び外輪の角ぶれ(軸のたわみやカップリングなどによるモミスリ運動)〈転走痕の様相〉内輪 : 外輪の接触角の大きさによって、摩耗幅、強さが決まる。転走面の範囲は全周に発生する。荷重直下が最も摩耗幅・強さが大きく、それから遠ざかるにつれて摩耗幅は同じで、強さのみ弱くなる。外輪 : 転走面の摩耗痕は、転走面の円周方向位置における接触角(ふれ角)の大きさによって決まる。また接触角最大の位置(転走痕幅の縁)が最も強く摩耗痕が発生する。(11)〈運転条件〉内輪回転、外輪静止(はめあいがすきまばめ)〈荷重条件〉純ラジアル荷重(回転荷重によって外輪外径がクリープ発生)〈転走痕の様相〉内輪 : 転走面の中央全周にわたり等しい幅、強さの摩耗痕。外輪 : 転走面の中央に摩耗痕が生じ、範囲は荷重直下を中央とした約180°範囲に発生。摩耗痕の幅と強さは荷重直下が最も広く強く、それから遠ざかるにつれて次第に幅は狭く、強さは弱くなり、無負荷範囲に摩耗痕は生じない。但し、クリープ範囲によって転走範囲は大きくなる。(12)〈運転条件〉内輪回転、外輪静止〈荷重条件〉過大アキシアル荷重〈転走痕の様相〉内輪・外輪 :( 3)の現象に加えて、過大なアキシアル荷重を負荷する場合、内輪・外輪ともに大きな接触角及び、ボールと軌道面に大きな接触楕円面が生じる。その接触面が軌道溝の端に寄ることで、軌道の肩(内輪外径、外輪内径)にボールが乗り上がる。軸受選定製品シリーズSUS440CSUS304SUS630純チタンセラミック耐熱グリースレス止めねじ調心フランジユニットガイドホイール68006900SS520052005800カスタマイズ対応使用事例改善事例損傷と対策技術解説付表新規選定調査依頼シート軸受の損傷と対策SMTベアリングカタログ 73