ブックタイトルSMTベアリングカタログ

ページ
112/130

このページは SMTベアリングカタログ の電子ブックに掲載されている112ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

SMTベアリングカタログ

9-4. 取外し 軸受の取外しは、機械の定期点検や故障などのときに行われます。その場合、軸受を再使用するとき又は軸受の状態を調査する必要があるときには、取外しも取付けと同様に、慎重に取外し、軸受・軸・ハウジング・密封装置などを損傷しないように注意する必要があります。内輪の取外し内輪の取外しは、プレスによって引抜くことができれば、簡単で早い。そのとき、プレスのアーバーと軸受の軸心とが一致するように力をかけることと、内輪側面にだけ支え金が当たり、内輪に力が加わるようにする。外輪に力が加わると、軌道面やボールに傷をつけ、軸受が再使用できなくなる。内輪の取外しを図9-5に示す。内輪の取外しには、引抜き治具もよく使用される。引抜き治具による内輪取外しの例を図9-6に示す。引抜き治具の爪が内輪の側面に十分にかかるようにしなければならない。外輪の取外ししめしろが大きい外輪を取外す場合は、図9-7に示すようにあらかじめハウジングに外輪押出しボルト用のねじ穴を数箇所に設けておくとよい。取外し時には、ボルトを均等にねじ込み、外輪だけに力を加えて取外す。内輪に力が加わると、軌道面やボールに傷をつけ、軸受が再使用できなくなる。ボルト穴には、普段は栓ねじをしておく。○○○ ×××図9-5図9-6図9-7軸受選定製品シリーズSUS440CSUS304SUS630純チタンセラミック耐熱グリースレス止めねじ調心フランジユニットガイドホイール68006900SS520052005800カスタマイズ対応使用事例改善事例損傷と対策技術解説付表新規選定調査依頼シート110