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ベアリングを取付ける作業の良否が性能・精度・寿命に大きく影響します。したがって、ベアリングの取付けについては細心の注意が必要です。

取付け前の注意事項

取付け作業場を清浄にする

作業台や周辺を清浄にしておく。また、ベアリングを取り付ける用具・治具も清浄にしておく。砂・ゴミ・糸くずなどが付いているウエスや軍手は使用しない。

取付関係寸法及び仕上状態を確認する

ベアリングをシャフトやハウジングに正しく取付けるには、シャフトやハウジングの寸法が図面どおりにできているかを十分検査しておかなければならない。また、はめあい面に打ちキズ・かえり等がないことを確認する。

力の加え方

ベアリングに力を加える場合、力は真直ぐ軸に対して平行にかつ均等にかかるようにする。傾けたまま力を加えると、ベアリングをキズつけることになるので絶対にしてはならない。図1に示す。

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内輪の圧入

ハンマーなどで取付ける場合は、図2に示すように治具を用い、直接たたいてはならない。また、プラスチックハンマーなどを使って、できるだけ衝撃をやわらげることが望ましい。

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外輪の圧入

外輪をハウジングに取付ける場合は、図3に示すように治具を用いて外輪の側面に力を加える。悪い例のように内輪に力を加えると、軌道面やボールに圧こんやキズを付ける原因となるので、絶対に避けなければならない。

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内輪・外輪の同時圧入

内輪・外輪同時に取付ける場合は、図4に示すような当て金を用いプレスやジャッキで内輪・外輪同時に圧入する。

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